コツコツと書きためた記事。試行錯誤しながら決めたセクションやカテゴリの構成。エクステンションの設定やモジュールの配置。 動的なサイトの場合、各ページの内容などはWebデータベースに書き込まれ保管されます。
以前のように「自分のPCでHTMLを書き、FTPでサーバーにアップロード」ってやり方をしていた時は、Webサイトのデータは「自分のPC」と「Webサーバ」の2ヵ所に存在していました。もしも、間違ってサーバ上のデータを消してしまっても、自分のPCにあるデータをまたサーバーにアップロードすれば、とりあえずサイトは、ほぼ元通りに復活させることができました。が、CMSで構築されたサイトの場合はどうでしょう?
ある日突然やってくる“データ消失”
しかし、CMSで構築した動的サイトの場合はどうでしょう? もしもWebサーバになんらかの障害が発生して、Webデータベースの内容が消えてしまったら…。毎日コツコツと書いた記事や、ユーザーから投稿のあったコメントなどもすべて無くなってしまいます。考えただけでぞっとします。
もちろん「Joomla!」もコンテンツ(記事)などのデータは基本的に全てWebデータベース「MySQL」に保管されます(テンプレートのCSSや画像のデータは別です)。もしも、MySQLに保管してあるデータが消えてしまったら、あなたのサイトはカラッポになってしまいます。
自動的にバックアップしてくれるエクステンション『Jombackup』
そんな「もしも」に備えて、Webデータベースのバックアップが必要なわけです。ですが人間ってもんは、そのもしもに直面してみないと事の重大さに気付かずに、バックアップしようしようと思いながらも、うっかり忘れちゃったりしちゃうわけです。
ということで、毎日自動的にデータベースをバックアップしてくれるエクステンション『Jombackup』を使ってみましょう。
この『Jombackup』というエクステンションは、データベースの内容を毎日自動的にバックアップして、バックアップしたデータ(SQLファイル)を指定したEメールに送ってくれるというありがたいプラグインです。
バックアップデータの文字化け問題
この記事を途中まで書いたところで、ふと「バックアップはできてるみたいだけど、そのSQLファイルでデータベースをリストアしたこと無いな!?」ということを思いだし、試しに他のサーバのMySQLでデータベースを作成して、「Jombackup」がバックアップしてくれたSQLデータをインポートしてみたところ、日本語が全て文字化けしていました。何がまずいのか? 単に私のやり方がまずかったのか?
「phpMyAdmin」から直接「データベース」をエクスポート(SQLファイルとして)して、それを、他のサーバのMySQLにインポートしてみたら、文字化けしません。ってことはインポートの仕方が間違ってるってわけではなさそう。だとすると、日本語との相性がよろしくない? というか、文字コードの問題? でもUTF-8なんだけどな〜
ということで、現時点で私の中で「Jombackup」でのバックアップ時の文字化け問題は解決してないのですが、サーバ環境や設定によっては大丈夫なのかもしれませんので、下記の『Jombackup』の使い方みたいな記事は残しておきます。
『Jombackup』を使ってみよう!!!
〔1〕エクステンションのダウンロード
上記にアクセスして「Jombackup for J1.5」(jombackup.systembot.v15.zip)をダウンロードしてきます。
〔2〕エクステンションのインストール
管理画面の上部メニュー「エクステンション」→「インストール/アンインストール」で「インストール」“パッケージファイルのアップロード”を行います。
プラグインパラメータで設定する
管理画面の上部メニュー「エクステンション」→「プラグイン管理」を選択します。インストールされているプラグインが一覧表示されるので、その中から「JomBackup system plugin」を探してクリックします。(チェックを入れて、右上の編集ボタンを押してもOK)
送信先のEメールアドレスを指定するぐらいで、その他の設定はそのままいじらないで大丈夫だと思います。
「To Email address」欄に、バックアップデータの送信先となるEメールアドレスを入力します。送信されてくるEメールの「件名」や「本文」を指定しておきたい場合は、「件名」「Body」欄の内容を変更します。その他の設定はデフォルトのままでいじらない方が無難かな〜。
それと、このプラグインを有効にしておく事を忘れないでください。
「Joomla!の道しるべ」さんで、「Jombackup」(Joomla!1.0.×系用ですが)について解説されています。プラグインパラメータの内容はほぼ1.0.×系用と同じなので、参考になります。
これで、1日1回、サイトにアクセスがあると、そのタイミングでデータベースのバックアップが作成されて、あなたの指定したEメールにSQLデータが送られてきます。
ご注意ください!!!
このプラグインを使用してバックアップされるのは、データベースに保管されている内容だけです。サイト自体がバックアップされるわけではありません。自作またはカスタマイズしたテンプレート、追加したエクステンションなどのデータはバックアップされません。これらデータベース以外のデータも、定期的にバックアップしておく必要があるのは言うまでもないですね。
Joomla!1.5ガイドさんでは「SQL Dumper」というデータベースバックアッププラグインが紹介されています。
「SQL Dumper」は「Jombackup」「JBackup」のように、“自動的に任意のEメールにバックアップファイルが送信される”という機能は無いようですが、バックエンドから「バックアップ」と「リストア」の操作ができるようです。
もしもの時の復旧作業方法
基本的にMySQLに新たにデータベースを作成して、バックアップファイル(SQLファイル)をインポートしてやれば良いだけです。ただし、何度も言いますが、これらのプラグインでバックアップされるのはデータベース(MySQL)だけです。
FTPでアップロードしたJoomla!本体のデータや、追加インストール・カスタマイズしたエクステンションやテンプレートのデータまでもバックアップしてくれるわけではないのです。これらはデータベースのバックアップとは別に、時々、丸ごとダウンロートしてあなたのPCに保存(バックアップ)しておかなければなりません。
後日、「実際にバックアップからサイトを再現してみました」を書いてみます。| < 前 | 次 > |
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