パンフレットとかチラシとかポスターなどの印刷物の仕事を受注する際の発注者からの仕様書に、「納品時にHTML及びPDF化したデータも併せて納品する事」なんて一文が入ってたりする事があります。
上記のような印刷物を作成する際にはたいがいAdobeのIllustratorとかInDesignなんてアプリを使って作ることがほとんどなわけです。校正段階で「PDF化したデータをメールで送ってクライアントに確認してもらう」なんて事はもう当たり前のように行っている事なので、PDF化するってのはアプリケーションがやってくれるので、“PDF化したデータを併せて納品する”ってのは、百歩譲って“おまけ扱い”でも良しとしましょう。(※実際はPDFに変換するって言っても、そのPDFの用途に応じていろいろと設定がるんだけどね〜(-.-#))
が、HTML化ってほうは“おまけ”でできる事じゃないでしょー!!! 仮にHTML化するとして、元となるものがチラシみたいに1面か2面程度のものであれば、まあ1ページか2ページ作ればよいものでしょうからまだ良いけど、何十頁もあるようなパンフレットやガイドブックみたいなモノをHTML化するなんて、どれだけ時間がかかるかわかってるのかいないのか・・・(゜ε゜;)
IllustratorとかPhotoshopなどにある「Web用に保存」ってのは、基本的には「Web用の画像に保存」ってことなので、細かな設定をしない限り写真も図形も文字も全て画像化されちまうわけです。※各パーツを細かくスライス指定して、画像として書き出す部分、テキストとして書き出す部分を指定してやれば文字はテキストとしてHTML化する事も可能。だが、全てのテキストブロックに対してそれを行うってのは相当めんどくさいわけです。何十ページにもなるパンフレットなんかでこれをやるならとてもじゃないが“おまけ”じゃできねーっつーの(-_-メ)
発注者ではなく、受注側の営業担当に(-.-#)
すっかり“怒りキャラ”となっちまっておりますが、今回怒っているのは「発注者」に対してではありません。「発注者」はあくまでも“お客様”なので、発注の際に1から10まで事細かに指定できなくっても、それはしょうがないわけですよ。プロではないわけですから。ですが、受注側の窓口となる人間は、発注者からみれば“その道のプロ”なわけです。発注者が提示してくる仕様の中で曖昧な部分があれば、そこを細かく確認(言葉を言い換えてとか)して、クライアントが望むモノがどういったカタチのものなのかって事をしっかりと確認・理解しなければならないと思うんですよ。
基本的に時間=料金である
Webサイト制作の料金って、基本的には時間=料金だと思ってます。もちろん、厳密に言えばそれだけでは計算しきれないケースもたくさんあるはずです。ですが、寿司屋の品書きみたいに『中とろ…時価』なんて具合にはできねーわけで、ある程度目安となる数字がちゃんと記した「品書き」を求められます。
機械がある程度自動的にやってくれて“頭も時間もあまり使わなくて良い事”だったら、まあサービスみたいな感覚で受注しちゃっても良いけど、まあ仕上がりはそれなりになっちまうよ! それじゃ困るってんならちゃんと計算しなきゃだろがい!
無料(サービス)でやって「良い事」と「悪い事」
例えば、納品代を節約するために「運搬を業者に依頼せずに、自分でモノを引取りクライアントに持って行く」まあこれはよくある話です。運送業者に支払う運送代を浮かせる事ができました。ですが、実際にはクルマを使えばガソリン代がかかります。当然納品にあたる時間も必要です。問題なのはその“時間”について。その時間の使い方は本当に適切なモノなのでしょうか? もしかしたら、その納品にかけた数時間を別なことに使っていれば、その浮かせたつもりになっている「運送業者に支払う運送代」以上の利益を別なトコロから生みだすことができたかもしれません。おそらく会社はあなたの事を「運送係」として雇ってはいないわけですから・・・。
とことん揚げ足をとろうと思えば、こんな事も言えるのですが、今回はそこまでは言いません。自分でちゃんと秤にかけてどちらが最適かを判断してのことであれば、それでいいです。
だけど、自分で出来ないことまでお気軽に無料でサービスしちゃうなよ! 実際に手足動かすのはこっちなんだから、初めから「タダ働き」って仕事を前向きになんてできるわけねーっつーの
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